今月に入り、苫小牧市高丘から丸山にかけての国道276号沿い約15キロ区間に、「ワニ」「姫様」「殿様」などの文字が書かれた不審な看板9枚が突然現れた。誰が何のために設けたかは分かっていないが道路用地の不法占用に当たり、管理者の室蘭開発建設部は設置者を特定し、撤去を求める構え。書かれている文字が何を意味するのかも不明で、インターネット上でも「謎の看板」として話題になっている。 看板は高さ約1・5メートルの木製。白く塗られたA4判ほどのベニア板に赤い塗料やビニールテープで文字が記され、国道の側面と森の境目に角材で打ち込まれている。 高丘霊園から支笏湖方面へ進むと、まず左手に「殿様」の看板が登場。その後は「ワニ」、「姫様」、「王様」の順で丸山の交差点付近の「原様」まで2~3キロ程度の間隔で続く。「原様」を起点に苫小牧方面に折り返すと、反対側にも同様の看板が立ち並び、「殿様」以外は2枚ずつで、計9枚