質疑応答に勢いの差=苦しい東京、自信のマドリード−20年五輪招致 質疑応答に勢いの差=苦しい東京、自信のマドリード−20年五輪招致 2020年夏季五輪開催を目指す東京招致委員会の竹田恒和理事長(右)。汚染水問題の質疑応答で表情は曇りがち。左はトヨタ自動車の張富士夫名誉会長=4日、ブエノスアイレス 2020年五輪招致を目指す3都市が4日、相次いで記者会見を開いた。それぞれの「アキレスけん」とでも言うべき問題点について、質疑応答に勢いの差がのぞいた。 東京には、東京電力福島第1原発の汚染水問題に関する質問が集中した。答えに窮した招致委の竹田恒和理事長は、英語から途中で日本語に切り替えて「東京の水と食料、空気は全く問題ない。東京の放射線量はロンドン、パリ、ニューヨークと同じ」。いつものセリフを繰り返し切り抜けた。 イスタンブールは、トルコ選手の大量ドーピング(禁止薬物使用)に関して質問攻めに