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  • 河原宏『日本人の「戦争」』がとても良い - mmpoloの日記

    河原宏『日人の「戦争」』(講談社学術文庫)がとても良い。河原は1928年生まれ、終戦のときは16歳だった。戦争末期に河原が自分自身に問いかけたことは3点、それは国家とは何か、戦争とは何か、天皇とは何か、だった。3つの問いは1つにまとめることができる、それは「自分はなんの為に死ねるか」だった。その答えを見出したと思った途端に戦争は終わった。 河原は『日人の「戦争」』とは何だったのかと考え続ける。『古事記』のスサノオのエピソードを引き、大伴家持の長歌から「海行かば」を取り出し、楠木正成の説話に「七生報国」の出典を探し出す。どちらも先の戦争で叫ばれた言葉だ。信長は天下統一のためにそれまでの領地に執着する武士の土地獲得衝動を否定した。しかし旧日軍は信長以前の武士のモティべーションに復帰したと説く。日軍が執着した拠点確保主義こそ土地獲得衝動を戦術面に反映したものだと言う。 12月8日の開戦は

    河原宏『日本人の「戦争」』がとても良い - mmpoloの日記
    omi_k
    omi_k 2013/12/26
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