東京 台東区のJR御徒町駅で10日、電車にはねられて死亡した56歳の男性は、孫の誕生日プレゼントのぬいぐるみを線路に落とし、拾おうとして電車にはねられていたことが警視庁への取材でわかりました。 警視庁が当時の状況を詳しく調べたところ、陳さんは4歳になる孫の男の子の誕生日プレゼントのぬいぐるみを線路に落とし、それを拾おうと線路に降りたあと、ホームにはいあがる途中で電車にはねられていたことがわかりました。 駅の防犯カメラには、線路に落とした物を拾うためにホームから線路に降りる陳さんの姿が映っていたということです。 陳さんはプレゼントを買うために、駅の近くの「アメ横商店街」を訪れていたということです。 この駅のホームには転落を防止するためのホームドアは設置されていなかったということで、警視庁は、さらに詳しい状況を調べています。