将棋の羽生善治竜王は、鹿児島県で行われた竜王戦の第6局に敗れ、前人未到のタイトル通算100期の達成は持ち越しとなりました。 竜王戦の第6局は鹿児島県指宿市で12日から行われ、先ほど羽生竜王が投了しました。 これで両者3勝3敗となり、羽生竜王は次の最終局に勝つと、七番勝負を制して竜王のタイトルを防衛し、平成元年から積み上げてきたタイトルの獲得数が通算100期となって、前人未到の記録を達成します。 一方、敗れれば、現在ただ1つ保持している竜王のタイトルを奪われ、平成3年から27年間続けてきたタイトル保持者の地位を失って、無冠となります。 竜王戦の最終局は、今月20日と21日に山口県下関市で行われます。