Apache Software Foundation(ASF)は1月10日(米国時間)、分散処理ツール「Apache Beam」がトップレベルプロジェクト(TLP)となったことを発表した。 Apache Beamは、バッチとストリーミング処理の両方を任意の実行エンジンで動かすことができるユニファイドプログラミングモデルを提供するソフトウェア。Apache SparkやApex、Apache Flink、Google Cloud Dataflowなどの実行環境を利用でき、PythonとJavaでデータ処理パイプラインを定義できるSDKを含む。拡張性にも優れるとしている。 当初はGoogleでMapReduceシステムの流れを汲むデータ処理の取り組みの一部として開発されたもので、2016年1月にApache Software Foundation(ASF)に寄贈された。 GoogleはApac
Linux向けハイパーバイザー「Jailhouse」開発チームは1月9日、最新版となる「Jailhouse 0.6」リリースを発表した。 JailhouseはLinuxベースのパーティショニングハイパーバイザー。ハードウェアプラットフォームのデバイス仮想化機能とCPUを設定してお互いに干渉しない「セル」を作成することで、ベアメタルのアプリケーションまたはOSをLinuxと並行して動かすことができる。KVM、Xenなどとは異なり、ハードウェアのエミュレーションは行わず、ソフトウェアのリソースのみを仮想化するのが特徴。 Jailhouse 0.6は、2015年5月に公開されたバージョン0.5に続く最新版。26人の貢献者から744のコミットがあったという。 対応するすべてのアーキテクチャ上で複数のLinuxインスタンスの起動が可能になった。セル間のやりとりも改善し、仮想ネットワークプロトコルドラ
これは、 Distributed computing (Apache Hadoop, Spark, ...) Advent Calendar 2016 - Qiita の13日目の記事である。 AMPLab発のなかでも屈指の地味さを誇る、データセンタースケジューラとかデータセンターOSと言われるソフトウェア、 Apache Mesos を紹介しよう。この記事も5分ほどで読めるはずだが、その5分が惜しい人は 忙しい人の5分で分かるMesos入門 - Mesos って何だ? をご覧いただきたい。はい、なんというか、非常にわかりやすい。要するに、Mesosを利用するプログラムはMesos APIを叩いていろんなタスクを分散環境で起動、管理できるようになっているわけだ。これ以上のMesosそのものの紹介はもうあちこちでされているので、ここでは違った角度から紹介したい。 他製品との比較 個人の感想
近年、ChefやPuppetなどの構成管理ツールが人気だが、新たに注目されつつある構成管理ツールとして「Ansible」がある。Ansibleは設定ファイルがシンプルで、管理対象サーバーに特別なソフトウェアをインストールすることなく利用できるなど、最小限の手間で各種設定を自動化できるのが特徴だ。今回はこのAnsibleについてその基本的な使い方を紹介する。 小規模な環境でも手軽に使えるAnsible あらかじめ用意しておいた設定ファイルに従って、ソフトウェアのインストールや設定ファイルの修正、サービスの起動/停止、ネットワーク設定といったサーバーの各種設定を自動的に実行するソフトウェアを構成管理ツールと呼ぶ。代表的なものとしては、さくらのナレッジでも過去に取り上げているChefやPuppetがある。 関連記事: サーバー設定ツール「Chef」応用編:knife-soloとData Bagを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く