もふもふの毛皮に包まれた赤ちゃんアザラシはかわいらしさの象徴ともいえるが、彼らは人間から残酷に扱われているのもまた事実だ。例えば、カナダでは毎年数十万頭の赤ちゃんアザラシが撃たれたり、撲殺されている。 ハンターは金属製の鋭いフックが付いた棍棒や鉤竿を使って、半ば意識のあるアザラシたちを引きずっていく。アザラシの肉では稼げないアザラシ猟師は、瀕死のアザラシを海に浮かぶ氷の上に残し、腐るがままにして去っていく。 トロフィモフは美しさだけでなく、自分たちをとりまく世界のもろさも示す写真家でありたいと考えているという。 世界を旅しつつ風景写真を撮っているアレクセイ・トロフィモフの公式サイトはこちら。 via:boredpanda・translated D/ edited by parumo ▼あわせて読みたい アザラシの赤ちゃんのかわいくって切ない、一人ぼっちのヨチヨチ歩き もう猫にしか見えない。
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