セルフのガソリンスタンドで給油する利用者。燃料の種類を間違えるケースが少なくない=東京都内、竹谷俊之撮影 セルフサービスのガソリンスタンドの増加で、軽油とガソリンの入れ間違いが多発――。日本自動車連盟(JAF)の調査で、こんな状況が浮かび上がった。自分の車の燃料のタイプを知らなかったり、機械の操作を誤ったり。燃料を間違えて入れると、次第に振動や異音がして走れなくなるという。JAFは「給油前に説明書などで確認を」と呼びかけている。 「軽トラックには軽油だと思った」(長野県・男性)、「借りてきた軽油用の車に、いつもの習慣でガソリンを入れた」(群馬県・男性)、「携帯電話を使いながら給油し、操作を間違えた」(静岡県・女性)――。JAFが昨年12月〜今年1月、全国で調査したところ、「燃料を入れ間違えた」との救助要請は255件(前年同期比19件増)あった。 なかでも、セルフのスタンドでの入れ