三陸の海を漁場とする宮城県の若手漁師が、漁業に関心を持つ若者向けのシェアハウスを整備している。東日本大震災の影響で水産業の人手不足が問題となる中、共同生活の場を整え、県内外から人を呼び込むのが狙い。まだ入居者は少ないが、次代を担う人材を育成しようとしている。 シェアハウスの整備を進めるのは、石巻市に拠点を置く一般社団法人「フィッシャーマン・ジャパン」。水産業のイメージを変えようと、「新3K」(カッコよくて、稼げて、革新的な産業)を掲げ、二〇一四年四月に設立。二四年までに千人の従事者を増やしたいとしている。
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