ブックマーク / www.bloomberg.co.jp (8)

  • 喫煙者は新型コロナに感染しやすい、肺細胞侵入を酵素が助ける-調査

    喫煙は新型コロナウイルスの感染リスクを高める恐れがあると、新たな調査結果が示した。喫煙で多量に発生した酵素が、ウイルスの肺細胞侵入を助けてしまうという。 欧州呼吸器学会が発行する専門誌に9日掲載された調査結果によると、喫煙者や慢性的な閉塞(へいそく)性肺疾患を抱える患者は、アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)と呼ばれる体内の酵素が高水準に上っている可能性がある。これが肺細胞へのウイルスの侵入を後押しし、肺細胞でウイルスは増幅する。 この調査はバンクーバーのセント・ポールズ病院の呼吸器専門医ジャニス・レオン氏らが中国のデータを基に観察研究したもので、他の専門家による審査も通過した。中国で新型コロナによる死亡率は女性より男性の方が高いが、世界保健機関(WHO)によると、中国の男性のほぼ半数は喫煙者。対照的に、女性の喫煙者は2%程度でしかない。 「新型コロナから自分の身を守るため、喫煙をやめる

    喫煙者は新型コロナに感染しやすい、肺細胞侵入を酵素が助ける-調査
  • ゴーン被告引き渡し、レバノン政府と交渉に「当然なる」-政府首脳

    政府首脳は1日、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告が日を無断出国し、レバノン入りしたことを受け、今後は身柄引き渡しに向けてレバノン政府との外交交渉に「当然なると思う」との認識を示した。ブルームバーグの取材に答えた。 ゴーン被告がレバノン国内のどこにいるかや、出国方法の詳細については、現在「状況を確認中」だとした。 会社法違反(特別背任)の罪などで起訴された後、保釈中で公判待ちだったゴーン被告は、海外への渡航禁止の保釈条件に違反して日を出国、12月31日にレバノンにいることを公表していた。

    ゴーン被告引き渡し、レバノン政府と交渉に「当然なる」-政府首脳
  • レバノンがゴーン被告の送還を日本に要求、逃亡の1週間前-FT紙

    保釈中の日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告がベイルートに向けて東京を離れる1週間前に、レバノン当局が同被告の同国への送還を日側に強く申し入れていた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が詳細を知る複数の関係者を引用して報じた。 2019年12月20日にベイルートで行われた鈴木馨祐外務副大臣とレバノンのアウン大統領との会談の最後に、ゴーン被告のことが話し合われたという。 レバノン当局者がFTに明らかにしたところによれば、それより1年前に同国法務省は日側に対し、ゴーン被告がレバノン国内で裁判を受けられるよう身柄の引き渡しを要求したが、日は応じなかった。 レバノン外務省の政治担当部門責任者ガディ・コーリー氏は、同国としてゴーン被告の引き渡しを求めてきたが、同被告の逃亡計画に政府は関与していないと述べたという。

    レバノンがゴーン被告の送還を日本に要求、逃亡の1週間前-FT紙
  • ソフトバンクG孫社長、大学入試「AIを試験科目に」-日本後れ危惧

    ソフトバンクG孫社長、大学入試「AIを試験科目に」-日後れ危惧 日向貴彦、Pavel Alpeyev ソフトバンクグループの孫正義社長は17日、東京都内で開かれた国際シンポジウムで講演し、日の大学入試で人工知能(AI)を試験科目に取り入れるべきだとの考えを披露した。 孫社長は、日が抱える最大の問題は高齢化であり、交通事故と医療費が劇的に増加していると指摘。問題解決のためにはAIを使い、自動運転やがんの早期発見を推進することが国力の増強につながるとの認識を示した。その上で、「試験科目になければ日人は勉強しない」とし、有能なAI人材の輩出に向け、大学入試で「義務化すべきだ」と話した。 また孫社長は、AIの特許数では中国が米国を追い越す中、日は後れを取っており、国内総生産(GDP)が低調な一因になっていると分析。一方、国の数や人口面からアジアは世界トップのAIプラットフォームになる可能

    ソフトバンクG孫社長、大学入試「AIを試験科目に」-日本後れ危惧
  • LGディスプレー、有機EL材料を韓国産に完全切り替えへ-MT紙

    韓国のLGディスプレーは、有機ELパネルの生産に使う材料について、年内に日製から韓国製に全面的に切り替える。韓国紙マネートゥデー(MT)が匿名の業界関係者からの情報として伝えた。 日政府が7月に半導体やディスプレーに使われる材料3品目の韓国向け輸出管理を強化した後、韓国企業がフッ化水素の調達を完全に国産品に移行するのはLGディスプレーが初めてとなる。 日による輸出管理の厳格化後、LGディスプレーの姜仁秉(カン・インビョン)最高技術責任者は日製に代わる材料をテストする考えを示していた。 韓国の毎日経済新聞は今月初め、LGディスプレーが2カ月間のテストを経て、韓国製材料で生産したフッ化水素を使用し始めたと報じていた。 原題:LG Display to Use Locally Sourced OLED Materials: Money Today(抜粋)

    LGディスプレー、有機EL材料を韓国産に完全切り替えへ-MT紙
  • Forever 21が破産申請を準備-関係者

    米カジュアル衣料のフォーエバー21は破産法の適用申請を準備している。計画に詳しい複数の関係者が明らかにした。保有現金が減少する中で立て直しに向けた選択肢が狭まりつつある。 同社は追加の資金調達で交渉を行い、債務再編に向けてアドバイザーのチームと取り組んできたが、潜在的な貸し手との交渉はこれまでのところ行き詰まっているという。このため、破産回避へ土壇場で合意する可能性は残っているものの、焦点は連邦破産法11条に基づく会社更生手続き申請に向けたつなぎ融資(DIPファイナンス)の確保に移っている。

    Forever 21が破産申請を準備-関係者
  • 「完全にイカれた」債券市場、日本国債ですら「高利回り債」に

    混乱深める債券市場では、低利回りで悪名高い日国債でさえ一部の投資家の目には高利回りに映るようになった。 長期にわたる超緩和政策のおかげで日国債の利回りは低いという見方が定着していたが、世界的な債券高で他の国・地域の利回りが下がったために、この認識も修正されつつある。インベステック・アセットのファンドマネジャー、ラッセル・シルバーストン氏は日国債のロングポジションを選好している。日国債利回りは今では、欧州の最高格付け債市場のどこよりも高い。 「今の世界では日国債は高利回りだ。ドルの為替ヘッジを加えれば非常に魅力的だ」と同氏は述べた。「日国債がよく見えるのだから、完全にイカれている」と付け加えた。 日がゼロ金利の先駆者となってから約20年、日銀行が量的・質的緩和を導入してから6年余りになる。日国債の利回りはマイナスとなり、日投資家は利回りを求めて海外資産に投資してきた。今

    「完全にイカれた」債券市場、日本国債ですら「高利回り債」に
  • トランプ氏、日本の小麦購入は米国の「気分良くするため」-農家反発

    この点にさらに触れ、日が米国産小麦を購入する唯一の理由は「日米関係が少なくとも問題ないとわれわれに思わせたいからだ。分かるか。われわれの気分を良くするために日は小麦を買っている」と続けた。 米国産小麦の価値をおとしめるようなこの発言に、業界団体の全米小麦生産者連合は黙っていなかった。同団体は14日にツイッターで大統領に呼び掛け、「日は平均して米国産小麦の輸出でナンバーワンの市場だ。日が買っているのは『われわれの気分を良くするため』ではない。米国産小麦の品質が世界最高だからだ。これはフェイクニュースではない」と反論した。 トランプ氏の貿易戦争が米国産農産物の輸出に打撃を及ぼす中で、農家の間で同氏に対する不満が高まっている。先週にはパーデュー農務長官がミネソタ州の見市で、穀物農家から貿易戦争で被った損失について問いただされる場面があった。同州は2016年の大統領選挙でトランプ氏を圧倒

    トランプ氏、日本の小麦購入は米国の「気分良くするため」-農家反発
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