昨日、2年ぶりにオウム真理教関連の裁判が開かれた。1995年2月の目黒公証役場監禁致死事件に関連してオウム元幹部平田信被告が逮捕監禁などの罪に問われているものだ。 「平田被告、拉致共謀を一部否認 2年ぶりオウム裁判」(朝日新聞2014年1月16日) オウム関連裁判では初めての裁判員裁判であること、死刑囚が証人として出廷することなど、さまざまな意味で大きな注目が集まる裁判だが、2008年に始まった被害者参加制度により、被害者の長男にあたる男性が裁判に参加することも注目点の1つらしい。 「父の最期、知りたい 拉致された仮谷さんの長男、法廷に」(朝日新聞2014年1月16日) この件を報じていたテレ朝系「報道ステーション」をちら見してたら、「オウム事件を忘れるな、向き合え」みたいなことを言っていたので、では何を忘れてはならないのか、何に向き合わなければならないのか、少しだけ考えてみた。 事件に直