タグ

ブックマーク / pmazzarino.blog.fc2.com (3)

  • 不愉快な日々 - 反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ここんところ、なんとも不愉快な日々が続きました。結果的に人質事件は残念な結果に終わってしまったようですが、それに匹敵するくらい後味が悪いのは、バッシングのほうでした。人質ふたりに対するバッシングのひどさは想像以上で、日人はどんだけ日人が嫌いなのかと、海外の人たちも呆れる始末。 毎度おなじみの自己責任論は出るだろうなと思ってましたけど、もっとヒドかった。日に迷惑かけたんだから自害しろだの、あれは韓国人だというデマを流しておとしめようとしたり、正気とは思えぬ発言の数々。でまた、そういう意見をいってるのが無名・匿名の一般人だけじゃないんですよね。そこそこ名のある人やテレビに出てるような人までがツイッターで堂々と発言してるってのがね。しかも10代20代の若者じゃない、いい歳こいたおっさん、オバサンなんですよ。やっぱり問題はゆとり教育じゃなかったんだな

  • 「むかしはよかったね?」連載最終回記念 朝日と読売の印象反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 約一年間にわたって『新潮45』で連載してきた「むかしはよかったね?」ですが、現在発売中の最新号の掲載分をもちまして最終回となりました。 なお、この連載は書籍化される予定です。雑誌連載を読んだかたも読まなかったかたも、お楽しみに。詳細は決まり次第、ブログとツイッターで告知します。 最終回は「注文の多いブラック商店街」。いまやふれあいと人情味をウリにしている商店街ですが、そのむかしはけっこうエグいこともやってました。今回も過去の史料をひもといて、商店街の意外なルーツや黒歴史など、埋もれた歴史を掘り起こします。 好評発売中の『誰も調べなかった日文化史』以来、連載や単行執筆のために、明治から平成までの朝日新聞と読売新聞を読みまくってます。 日の新聞で、明治時代から現在まで発行され続けていて、しかもすべての記事を検索できるのは、この2紙だけ。貴重な現代

  • むかしはよかったね? 掲載誌発売と、『三匹のおっさん』批評反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノが黙ってない。てか、しゃべりすぎ? というわけで、月に一度のアレがきましたよ。そう、近現代庶民史の真実にスポットを当てる連載「むかしはよかったね?」は今月も、『新潮45』5月号に掲載されております。 今回は「まちがいだらけの自警団」。私は民間人による自警団や町内会の防犯組織といったものを根的に信用していません。民間人の正義ほど、暴走しやすいものはないからです。自分を善良な市民だと自負してる人ほど、じつは信念と偏見の区別がついていなかったりします。 おのれの正義に疑問を持たない善人ほどコワいものはありません。私が偽善をすすめるのは、自分の正義にまちがったところがあると自覚してる偽善者のほうが暴走しにくいからです。偏見と暴力を伴った正義は必ず暴走するということを、戦前戦後の歴史から浮き彫りにします。 今月号の記事を書くきっかけとなったのは、1月から3月期に放

    onioNEG
    onioNEG 2014/04/21
  • 1