僕が最初に入った会社では、産業用の生産装置の電気設計のエンジニアをやっていました。 新入社員で現場から入って溶接したり板金したり制御板作ったり、一からモノ作りを学んで、エンジニアとしての原点は今でもそこにあります。 生産装置ってで何が一番大事かと言えば、装置を利用されるお客様の製品を安定して生産すること、ただ一点です。 装置が壊れたときに、遠方、時には海外(日本)にいるエンジニアが一々出張しないと直らないという装置は業務上のリスクに繋がります。だから、部品は簡単に交換できるように作るし、ソフトウエアもある程度であれば、その会社の保全のエンジニアがいじれるように作らなくてはいけません。 そういう中で、装置はそのままで、制御に使っているコンピューターを、その会社の標準仕様に合わせることが求められることがあります。 単純に企業の系列的な都合もあるし、保全のエンジニアがいじれるメーカーにあわせて作