東日本大震災以降、自宅の安全対策や、食糧・水の備蓄は当たり前となってきた。なかでも、地震時の死傷原因となりやすい家具等の転倒防止は、多くの人がとっている策だ。ネジやビスを使った家具の固定は、その費用を助成する自治体もあるほど、防災に有効だという。 しかし、ネットでは「賃貸マンションの規約に『壁の穴あけ禁止』ってあるから、地震対策できないよ」といった嘆きが見られる。 原状回復が困難だという貸し主側の事情もあるだろう。しかし、賃貸住宅の「穴をあけてはいけない」というルールは、住む人の安全を脅かすものであるようにも感じる。「壁の穴あけ禁止ルール」は、法的に問題ないのだろうか。久保豊弁護士に聞いた。 ●防災目的でも穴あけはダメ? 「地震による負傷者の3〜5割は家具の転倒・落下が原因であるとも言われ、家具等の転倒防止策に関心が向けられています。しかし、賃貸住宅における転倒防止策については、問題が指摘
著作権を管理している楽曲を無断で利用しているとして、JASRAC(日本音楽著作権協会)は7月11日、札幌市の理容室など2店を相手取って、楽曲の使用差し止めと損賠賠償を求める訴訟を起こした。一方、理容室の店主は「著作権の切れている楽曲だけしか使っていない」「一度終わった話だと思っていた」と困惑気味だ。 JASRACが提訴したのは、北海道札幌市の理容店「Elfina (エルフィナ) 」と香川県高松市の飲食店「Jamican Corner BROWN'S(ジャマイカンコーナーブラウンズ)」。それぞれに対して著作物の使用差し止めを求めているほか、理容室には計約3万1000円、飲食店には計約7万円の損害賠償を請求している。 JASRACによると、著作権を管理している楽曲が、店のBGMとして無断で利用されていることから、再三にわたりそれぞれの経営者に利用許諾契約を結ぶよう求めていた。2015年には、民
「アリさんマーク」で知られる引越社グループ会社「引越社関東」の男性社員が、営業職から「シュレッダー係」などに異動させられたのは不当だとして、地位確認などを求めている訴訟の口頭弁論が2月9日、東京地裁であった。 この日は、同社の井ノ口晃平副社長の証人尋問が行われた。井ノ口副社長は、男性をシュレッダー係に配転したのは、「秩序を守るため」「制裁ではない」と繰り返し述べたが、裁判官は「懲罰的に見えるんですが」と発言。裁判官から「あなたが(シュレッダー係に)行けと言われたらどう思いますか」と問われると絶句した。 男性社員は、支店の月別売り上げで1位になるなど、営業職として活躍。しかし、2015年1月、営業車の運転中に事故を起こしてしまった。その後も継続して仕事を続けていたが、3月に社外の労働組合に加入すると、会社の態度が硬化したと主張している。 男性はその後、営業職から、客への見積もり電話などをかけ
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