ソシオコーポレーションは10月8日、ネットニュースサイト「ロケットニュース24」と「Pouch[ポーチ]」に提供表記のない広告記事を掲載していたことを明らかにした。不正が判明した記事は既に削除したという。「広告であることが判別できない形態にて記事を配信していたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪している。 同社によると、問題の記事は同社が販売する正規の広告記事とは異なり、同社の社員が無断で販売し、「私的な利益を得ていた不正なもの」で、2014年ごろから販売していたとみられるという。「不正行為を見抜けず不祥事を起こしたことを役職員一同深く反省しております」と謝罪している。 事実関係と原因を調査しており、関与した社員に対し厳正な処分を行うという。今後、社内と編集部の規定を見直し、再発防止に向けた対応を進めるとしている。 関連記事 ハフィントンポスト日本版、“ステマ記事”排除へ調査部門設立 過去