「ハプティック技術」という言葉を知っているかな?なかなか近未来っぽい響きではあるのだが、実はこの技術はすでに身の回りに溢れている。 「ハプティック」というのは「触覚に関わる」という意味で、スマホのバイブレーション機能とかテニスボールを打ったときにWiiコントローラーが震えたりとか、振動や衝撃など広く触覚を利用した技術がハプティック技術なのである。さらにこの技術は、脳卒中患者のリハビリや、果ては外科医の訓練にさえ使われている。 そして今回、科学者らは超音波を使ったパフティック技術の新しい使用方法として、見ることも、触ることもできる3D形状を空中に作り出す装置を開発したのだ。 Rendering Volumetric Haptic Shapes in Mid-Air using Ultrasound 英国ブリストル大学の研究者らは、この触れる3D技術が革新をもたらすだろうと期待している。触れる