ヘッジファンドなどの米国債取引、SECが決済一元化で新たな規制案 Lydia Beyoud、Liz McCormick 市場のメルトダウン防止を目的とした新たな米規制案によれば、ヘッジファンドは米国債取引の多くについて一元的な決済を余儀なくされそうだ。 米証券取引委員会(SEC)は14日、24兆ドル(約3440兆円)規模の米国債市場でクリアリングハウス(精算・決済機関)にこれまでよりずっと大きな役割を与える案について、委員5人による採決を実施。5人全員が支持し、同案は承認された。この規制が導入されれば、取引の安全性が高まり、1社が金融システム全体に悪影響を及ぼす可能性が限定されると、SECは説明している。