欧州の信用不安の沈静化に向け、欧州中央銀行(ECB)が行う国債購入が波紋を広げている。中央銀行の国債引き受けは財政規律が緩む「禁じ手」として、ECBは封印してきたが、危機対応を求める声に押し切られた。デフレ不況の中で歳出圧力が増す日本でも、日銀への圧力が強まりそうだ。 ECBは、国債購入について、加盟国の財政規律のたがが緩み、将来のインフレにつながる恐れが強いとの姿勢を貫いてきた。トリシェ総裁も6日の理事会後の会見で、「その選択肢は協議すらなかった」とにべもない答えだった。 それが一転した理由を、ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次主任研究員は「ここまで危機が拡大した状況では、ECBとしても動かない方がリスクが大きい」と指摘。ユーロ圏が財政健全化へ一応の協調を確認したことも、トリシェ総裁の背中を押したとみている。 米連邦準備制度理事会(FRB)も金融危機後の市場安定化策の一環として、国債の購入を昨
この2年でノートPC2台購入。自他のPCはクラッシュしてリカバリー。会社のPCは新しいのがあたり、再セットアップ。 そんなこんなで、会社はまぁともかくとして、とりあえず全PCが比較的3ヶ月に一度リカバリーしてもいいように、自分用にメモとして残しておきます。 色々試した結果残ったExtension そもそも。 「これだけは入れておきたいGoogleChromeExtension50」とか、「はずせないお勧めExtension75」とか、お前らは本当にそれだけ全部入れてやっているのかと問いただしたい。 とりあえず60近く入れると、ボタンが隠れて恐ろしく使いにくくなる上、起動してもすぐクラッシュするようになった。なにより、いちいち起動のたびにわけのわからないローディングが走ったり、カクカクする。 皆さんもひとまず入れすぎには注意しよう。 あと、例えば愛用しているdeliciousのExtensi
最終兵器とか人によっては「禁じ手」とか訳すんでしょうか。ともあれ、ギリシャ問題に端を発した欧州の金融システム動揺に対し、ECBがついに「国債買い入れ」という手段をとることを公表しました。 これのもつ意味は非常に大きいと思います。第一に(もっと早うださんかい!という批判はともかく)これまで理念的に単純な通貨増発につながるものとしてインフレファイターとして忌み嫌っていた手段まで思い切って踏み込んだと言うこと、第二にやはりそこは節は曲げないということを言いたかったのだと思うけれど、不胎化によって資金を吸収しながらやるということですが同時に3ヶ月と6ヶ月のタームレポの上限撤廃を復活させると言うことで、まあ事実上「なんでもあり」であることを公言しました。そしてFRBを中心としてドルのスワップ協定をECBを含む各国中央銀行間で復活させ、ドルの資金繰り問題にも対応可能としました。 すでに週末から大規模な
物価動向をみるとき、エネルギー価格を除外して物価指数のすう勢をみることが習慣化している。しかし、常識に反してエネルギー価格は景気に敏感であり、消費者物価からエネルギー・食料(除く酒類)を除外したコア・コア指数の方が感応度は乏しい。デフレ脱却のためには、失業率が十分に低下し、エネルギー価格上昇が他の価格転嫁を促すとき、物価はプラスに浮上する。 <重視されるコア・コア指数> 日銀は、2010年4月の展望リポートで消費者物価(除く生鮮食品)が2011年度に前年比0.1%のプラス(政策委員全員のレンジはマイナス0.1%─プラス0.3%)に浮上する見通しを示した。日銀の見方は、自律的景気拡大が次第に浸透し、物価上昇圧力が高まってくるというものである。 こうした日銀の見方に対する筆者の見解を示す前に、まず、一般的な物価の見方について整理しておこう。通常、物価指標は、1)市況に敏感に反応するエネルギー価
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