仏カンヌで11月3~4日に開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議で、金融システム上、国際的に重要だと位置づけられる世界の28銀行が公表される見通しになった。 日本では、三菱UFJフィナンシャル・グループと三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが選定される。 28行は、国際的に業務を行っている巨大金融機関の健全性を高めるため、2013年から段階的に実施される新たな財務体質の規制の対象となる。この規制は、08年のリーマン・ショックを教訓に、世界的な金融危機の再発を防止するため、G20の金融当局で作る金融安定化理事会(FSB)が策定した。これまでの規制より厳しい資本の上積みを金融機関に課す内容で、対象となる28行とともに、G20サミットで了承される予定だ。
財務省が24日発表した2011年度上半期(4~9月)の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆6666億円の赤字で、リーマン・ショックで世界的に経済が落ち込んだ08年度下半期以来、5半期ぶりに赤字となった。 赤字額としては第2次石油ショックで原油価格が高騰した1979年度下半期(2兆3471億円)に次ぐ過去2番目の大きさだ。 東日本大震災で、自動車や半導体などの輸出が大幅に落ち込んだ一方で、原子力発電の停止で火力発電所の燃料である液化天然ガス(LNG)などの輸入が増えたことが要因だ。 輸出額は前年同期比3・8%減の32兆8104億円。主力の自動車は8月、9月と単月では2か月連続で前年同月比プラスに回復したが、上半期を通じては18・4%減と大幅なマイナスだった。半導体などの電子部品は15・8%減。震災の影響に加え、市況悪化も原因だ。
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