国内初の本格的なワイン醸造場として知られる「牛久シャトー」(茨城県牛久市)でレストランやワイン・ビール工場などを営業する運営会社が、業績不振で撤退する方針を示していることについて、市に対し14日までに商業関係者や区長らから営業継続を望む計280通の嘆願書が寄せられたことがわかった。根本洋治市長は近く運営会社に営業継続を訴える方針だ。 運営会社のオエノンホールディングス(東京都)によると、シャトーの飲食・物販事業の2017年12月期の売上高は約5億2700万円。「業績不振に陥った時期や赤字額は明らかにできないが、ここ数年、赤字幅が大きく、回復が見込めないと判断した」としている。従業員約70人は解雇方針で、「再雇用の支援に努める」としている。 これに対し、市環境経済部は「撤退は寝耳に水。事前に相談があれば、いろいろな対策を検討できた」と指摘。シャトーは引き続き見学はできるが、根本市長は「見学だ
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