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2023年4月11日のブックマーク (4件)

  • ビル・ミッチェル「市場関係者を歯牙にもかけなかった黒田日銀は正しい(正しかった)」(2023年1月26日)

    銀行関係者による「インフレに対処するために金利を上げなければいけない」といった主張は、どんな場合でも、彼らの所属する金融機関が金利上昇で恩恵を受ける事実からのポジショントークであることは間違いない。 世界中で(日銀を除く)中央銀行が金利を引き上げ始めて9ヶ月ほど経過した。これは、中央銀行はインフレ圧力への対処として金利操作を活用し、財政政策はインフレと戦うために(とにかく財政黒字を目指して)金融政策を支援すべきだ、とする主流派経済学への回帰の表れに他ならない。〔主流派経済学の見解によるなら〕中央銀行は、何らの「将来予測」の見解を作り出してインフレを起こし、金利を引き上げてインフレ圧力を抑制できるとされている。結果、市場は失業率を安定物価と整合的な水準に引き上げるので、物価安定を通じて完全雇用が達成される、とされる。つまり、〔主流派経済学によって〕完全雇用は、労働者の就業要求に十全に応じられ

    ビル・ミッチェル「市場関係者を歯牙にもかけなかった黒田日銀は正しい(正しかった)」(2023年1月26日)
  • 米金利、長期的に1%下回る水準へとIMF-サマーズ氏と異なる見方

    国際通貨基金(IMF)は、今後の金利水準についてサマーズ元米財務長官とは異なる見方を示している。 IMFは最新の世界経済見通し(WEO)で、米国や他の先進諸国の金利は、人口高齢化や緩慢な生産性の伸びを背景に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前に定着していた超低水準に戻るとの見方を示した。景気の加速も減速も招かない中立金利と呼ばれるインフレ調整後の短期金利は、向こう数十年に米国で1%を優に下回るとみている。 これはサマーズ氏の予想とは対照的だ。同氏は先月、経済学者が「R*」と呼ぶ中立金利について、国防費の増加やグリーン経済への移行で政府が借り入れ増やすことを一因に、将来のある時点で実質ベースで1.5-2%のレンジに入る可能性があると予想した。 サマーズ氏とブランシャール氏、長期的な中立金利水準巡り異なる見解 IMFは、想定する金利の低下によって、一部の国ではパンデミックから生じ

    米金利、長期的に1%下回る水準へとIMF-サマーズ氏と異なる見方
  • 「維新」躍進から一夜明け 吉村知事ら登庁:ワールドビジネスサテライト(WBS)

  • スペイン中銀総裁、ECB利上げ示唆 「コアインフレ高止まり」

    欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は10日、ユーロ圏のコアインフレは年内は高止まりするとの見方を示し、ECBが一段の利上げを実施する可能性を排除しなかった。(2023年 ロイター/Ralph Orlowski) [マドリード 10日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は10日、ユーロ圏のコアインフレは年内は高止まりするとの見方を示し、ECBが一段の利上げを実施する可能性を排除しなかった。 欧州連合(EU)統計局が先月発表した3月の消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比の伸び率が6.9%と前月の8.5%から大幅に低下したが、エネルギー価格と品価格を除くコアCPIの伸びは7.5%と前月の7.4%からわずかに拡大した。 デコス総裁はワシントンで開かれている金融関連のイベントで「(ユーロ圏の)コアインフレ率は下半期も高止

    スペイン中銀総裁、ECB利上げ示唆 「コアインフレ高止まり」