『シュヴァンクマイエル映画祭2015』のアンコール上映が、5月23日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。 今年の2月から3月にかけて同館で開催された『シュヴァンクマイエル映画祭2015』は、ヤン・シュヴァンクマイエルの映像作品を紹介する特集上映。アンコール上映では、本祭と同様に長編や短編など23作品が、6プログラムに分けて連日レイトショーで上映される。 長編作品は、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』が原作の長編デビュー作『アリス』、チェコの民話を現代の寓話としてグロテスクに描いた『オテサーネク』、中年男が夢と現実の二重生活を送る様を、画像のコラージュと実写の組み合わせで表現した『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』の3本。 短編作品は、放蕩息子ドン・ファンの復讐を、仮面を被った役者が人形劇のように演じた『ドン・ファン』、『鏡の国のアリス』に登場するジャ