〈大雨の要因は?〉沖縄本島地方では、本島北部を中心に11月9日(土)未明から10日(日)の朝にかけて大雨が続いています。本島北部では9日(土)に線状降水帯が発生し、沖縄本島地方には9日(土)午前0時から10日(日)正午時点で短時間大雨情報が18回発表されています。11月にこの大雨は異例のこととです。 大雨の要因として、9日(土)は湿った空気の流れ込みがメインでしたが、10日(日)は沖縄本島の北の海上に低気圧が発生し、大雨を強化したと考えられます。また、フィリピンの東には台風23号があって、その周辺の暖湿な空気も流れ込んでいるのかもしれません。沖縄本島の北の海上にある低気圧は次第に沖縄地方から離れていく見込みですが、10日(日)の夕方ごろにかけて引き続き土砂災害などに警戒が必要です。 〈一連の大雨に伴う記録的短時間大雨情報の発表〉※発表の新しい順ごとに掲載していますが、解析時間が順でないもの