6月に第159回直木賞候補作として、拙作『破滅の王』(双葉社)が選出されて以来、大勢の方からご声援、ご支援を頂いてきました。最初の一報が流れた瞬間から、情報を拡散して下さった読者の皆様。既に店頭からは消えていた時期にあたる本なのに、すぐさま取り寄せて特設コーナーに並べて下さった書店員の皆様。読書系サイト・シミルボンで、繰り返し本書を取りあげて下さったスタッフの皆様。このニュースを受けて、初めて、私の作品を読んで下さった読者の皆様。選考会当日まで応援の声をあげ続けて下さった多くの皆様に、あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。 非ジャンル系の文学賞の候補になるのは初めてだったので、自著が、こんなに大きく取りあげられたのは驚きでした。本の売れ方も含めて、「これが『普通に本が売れていく状態』なのか」と目を見張ったり。 選考会が終わりましたので、私の本は、もう全国の主要な書店の店頭から