結婚を仄めかしてきた彼女に対して「国の決めた制度としての結婚自体はどうでもいいと思っていること」は伝える必要のない情報だし、なんならまったくズレた答えだった。なぜなら、結婚という言葉で彼女が問うているのは「将来二人はどうあるべきか」というテーマであって、紙切れを出すか出さないかはもともと二次的三次的な問題だからだ。結婚という言葉で彼女が求めているのは、二人の将来に対する増田のビジョンとそれに基づく誓約であり、国の定めた制度が話題なのではない。増田と彼女の間でそこが決定的にズレている。 彼女の事は好きだし、ずっと一緒にいたいとも思っているし、幸せにしたい。 まさにこれが彼女の望んでいる言葉だ。ならば、「君が望むなら」とかいうクソどうでもいい前提抜きに(なぜなら望んでいることはすでに確認の必要なく明白なので)その「僕は僕で、一生君と一緒にいて、君を幸せにしたいと心から思っている。」という決意と
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