ブックマーク / ddnavi.com (7)

  • 禁煙化が進む今の時代にこそ読みたい、文豪たちの喫煙礼賛 | ダ・ヴィンチWeb

    煙草のある人生は素敵だ。何せ文学との相性が抜群なのだ。小説と煙草、場合によっては、それに酒とセックスなどが加わる。これらは最高のマリアージュとして、我々のDNAの最深部に刻み付けられていると筆者は思っている。健康志向の科学者や医者達が何と言おうと、だ。 喫煙者というだけで、まるで害悪そのものであるかのような風当たりの昨今。非常に肩身が狭い。周りに配慮するのは当然だが、それは何を好むにしても同じこと。愛煙家は好きなものを好きだと言うことすら許されないのだろうか。我々喫煙者は、いつの間にか煙草を好むということに対しても引け目を感じるまでになってはいないだろうか。 好きなものには自信を持ちたい。もっと、その良さを実感したい。そんな、煙草とそれを包む文化的な空気を愛したい人々に、強く薦めたい1冊の書籍がある。『もうすぐ絶滅するという煙草について』(キノブックス編集部:編/キノブックス)というアンソ

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  • 回答も悩みもブラック!? 過激すぎて話題騒然の人生相談 | ダ・ヴィンチWeb

    人生には悩みはつきもの。とはいえ、昨今の“人生相談”ブームには目を見張るものがある。伊集院静の『悩むが花』(文藝春秋)が話題を集めたり、情報サイト「大手小町」内の「発言小町」には投稿される悩み相談を毎日の楽しみにするウォッチャーが存在するなど、他人の悩みとそのアドバイスを見るのは、多くの人にとって大好物のようだ。 そんな好奇心いっぱいの人にはきっとたまらない一冊が、先日12月7日に発売された『車谷長吉の人生相談 人生の救い』(車谷長吉/朝日新聞出版)だ。これは朝日新聞の土曜版「be」で連載されていた「悩みのるつぼ」という身の上相談コーナーを抜粋してまとめたものなのだが、『赤目四十八瀧心中未遂』(文藝春秋)で人間の業や情念の深淵を描いた芥川賞作家・車谷長吉の名回答に、連載時から話題騒然となった“問題作”なのだ。 たとえば、40代の男性高校教師による「5年に1度くらい、自分でもコントロールでき

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  • 母の自殺、虐待、PTSD…“拾った新聞で字を覚えた”セーラー服の歌人・鳥居が、「短歌」で「自殺したい」人を救う | ダ・ヴィンチWeb

    『セーラー服の歌人 鳥居 拾った新聞で字を覚えたホームレス少女の物語』(岩岡千景/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス) あなたは「鳥居」という歌人をご存じだろうか? 揃えられ主人の帰り待っている飛び降りたこと知らぬ革 孤児たちの墓場近くに建っていた魚のすり身加工工場 目の前に立ち上る、静かな「絶望」。痛みと孤独の中で、生にしがみつく小さな悲鳴。そして残る諦観……たった31音という短歌の定型の中に、ナイフで心に傷をつけるようにして圧倒的な一瞬を封じ込めてしまう、鳥居はそんな短歌をよみ続ける歌人だ。 独学で短歌を学んだ彼女は、作歌をはじめてすぐの2012年に全国短歌大会で入選。2013年には掌編小説「エンドレス シュガーレス ホーム」で路上文学賞大賞を受賞するなど社会的評価の高まりとともに、次第にファンを広げている今注目の存在でもある。 このほど、そんな鳥居の第一歌集『キリンの子 

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    oooooooo
    oooooooo 2016/02/29
    俳句だけどホームレス歌人の公田耕一氏と比べるとまだイマイチ http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%F8%C5%C4%B9%CC%B0%EC
  • 「僕はもう通り魔みたいなもの。悪口を言えれば誰でもいい」小野ほりでいインタビュー | ダ・ヴィンチWeb

    インターネットには何かとお作法が多い。振る舞い方を間違えると、自分のあずかり知らぬところで後ろ指をさされ、最悪の場合、炎上することもある。例えば、有名なネット用語で「半年ROMれ」というものがある。ROMとは、「Read Only Member=書き込まずに閲覧するだけのユーザー」。ネット上の空気を読んだ書き込みができるようになるまで、半年くらい閲覧だけしていろ、という意味である。 今ではライトなネットユーザーも多く、何も気にせずともネットライフを送れることもあるかとは思うが、基的には今も昔も、インターネットの世界は他者を見る目が厳しい。こういったネットの世界、特にTwitterのお作法についてを解説しているのが、小野ほりでい氏の『ツイッターくらいはモテさせろ! ゆるカワWeb女子入門書』(一迅社)だ。氏が紹介するネットユーザーには例えば以下のようなものがある。 ・Twitterでモテよ

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  • ドーナツを穴だけ残して食べる方法はあるのか? 【学者たちが真剣に解答】 | ダ・ヴィンチWeb

    『ドーナツを穴だけ残してべる方法 越境する学問 穴からのぞく大学講義』(大阪大学ショセキカプロジェクト:編/大阪大学出版会) ドーナツを穴だけ残してべる方法はあるか。大人の私たちは、疑いもなくそんなの不可能だと思ってしまう。 この命題をどこかで目にしたという人もいるだろう。かつてネットで取り上げられたこのネタには、次のような書き込みがされている。 統計派:「100万回べれば1回くらい穴だけ残っているかもしれない」 芸術派:「私が存在しない穴を写実することでなんとかできないだろうか?」 言語派:「問いかけが漠然としていて厳密な対策が不可能」 報道派:「まずはドーナツに穴が空いているか世論調査すべき」… そんな「どうしたらドーナツを穴だけ残してべられるか」という難題に真剣に向き合ったのが『ドーナツを穴だけ残してべる方法 越境する学問 穴からのぞく大学講義』(大阪大学ショセキカプロジェ

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    oooooooo
    oooooooo 2014/06/29
    穴の部分が一番美味しいのに残すなんて
  • 低視聴率の理由はネットではない! 『半沢直樹』『あまちゃん』で言い訳できないテレビ業界 | ダ・ヴィンチWeb

    「もうオワコン」と言われつつも、『あまちゃん』や『半沢直樹』など、社会現象を巻き起こしているテレビ業界。今年はNHKと日テレビが開局60周年を迎えた記念イヤーだが、じつは視聴率調査を行うビデオリサーチが創立されて50周年の節目でもある。そこで今回は、50周年を記念して出版された『「視聴率」50の物語 テレビ歴史を創った50人が語る50の物語』(ビデオリサーチ/小学館)から、視聴率にまつわるテレビ裏話を紹介しよう。 まず、1987年から続く長寿討論番組『朝まで生テレビ!』の仰天エピソードから。『朝生』が高視聴率を取った企画のひとつは、88年に放送した「天皇論」の回。ちょうど昭和天皇の様態が悪化し、自粛ムードが日を覆った時期で、田原総一朗は“菊タブー”を破るこの企画を提案。しかし、当時の編成局長からはもちろんダメ出しを受け、「オリンピックと日人」をやろうと逆に持ちかけられた。それでも田

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  • 人は没落に惹かれ没落から学ぶと思うんです | ダ・ヴィンチWeb

    連載開始から、丸5年。写実的な描線とストーリーの濃厚さで知られるマンガ家・古屋兎丸が、史実を元にめくるめく想像力を羽ばたかせた長編『インノサン少年十字軍』を完結させた。絵も物語も高密度に凝縮された渾身の全3巻。その道のりを振り返って言う。 「上巻をわりと穏やかに明るく始めたのは、後々とことん落とすための前フリです(笑)。絵的にも楽しいシーンから入って、キャラたちを紹介しつつ立たせる。そのうえで、彼らを待ち受ける旅の果てに何かがあることを暗示させるという。中巻では徐々に不協和音が鳴り始め、死者も出る。そして下巻はとことん容赦なく彼らを突き落とす」 きっかけは、ヒストリーチャンネルで少年十字軍に関するドキュメンタリーを観たことだった。聖地エルサレムを異教徒から奪還するため、キリスト教十字軍が大人たちによって組織されていた13世紀フランス。神の啓示を受けた少年エティエンヌが、子供たちを率いて「少

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    oooooooo
    oooooooo 2012/03/17
    古屋兎丸氏
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