大阪市のホームページに無差別殺人を予告する書き込みをしたとして逮捕・起訴された男性が、事件と無関係の可能性が出てきたとして釈放された問題で、この男性のパソコンが感染していた特殊なウイルスは、三重県警察本部が、先月、別の書き込み事件で逮捕した男性のパソコンにも感染していたことが警察関係者への取材で新たに分かりました。警察はこの男性を釈放しました。 ことし7月、大阪市のホームページに「大量殺人をします」などと無差別殺人を予告する書き込みをしたとして、大阪・吹田市の42歳の男性が逮捕され、その後、起訴されました。 ところが、その後の調べで、男性のパソコンが特殊なウイルスに感染し、第三者が遠隔操作してインターネット上に書き込みできる状態になっていたことが分かり、大阪地方検察庁は、先月、男性が事件に無関係の可能性が出てきたと判断して、裁判所に勾留の取り消しを請求し、男性は釈放されました。 警察関係者