【浅倉拓也】二足歩行ロボットによるフルマラソン「ろぼまらフル」が、大阪市住之江区の府咲洲庁舎内のホールで開かれており、4チームのランナーが昼夜を問わず、けなげに走り続けている。 3回目の今回は、タイの泰日工業大学から初の海外チームが参加している。ロボットは高さ約30〜40センチ。17日正午にスタートし、1周75メートルのコースを562周強、20日正午までに完走をめざす。前回の優勝タイムは45時間48分07秒だった。 各チームのスタッフは、リモコンでランナーを動かしながら、定期的にバッテリーを交換したり、加熱したモーターをスプレーで冷やしたり、我慢の戦いが続く。転んでも自力で立ち上がり、また走り続ける姿に、見物に来た人たちも思わず感情移入しているようだ。競技が続いている限り、午前10時〜午後7時(20日は午後1時)まで無料で見学できる。