有限責任中間法人バス共通ICカード協会は11日、PASMOおよびSuicaでバスを利用した際、誤って運賃を多く徴収していたと発表した。誤徴収総額は現時点で1000万円を超えており、該当する利用者には返金を行う。 今回の誤徴収は、SuicaおよびPASMOで料金を支払う際にICカードが正常に読み取られなかった場合に発生。通常はICカードを再度IC車載器にかざすことで正常に料金を徴収するが、この際に運転手が操作を誤って徴収の取消操作を行うと、運賃を2度徴収してしまうという。 PASMOは2007年3月18日にサービスを開始したが、2カ月後の2007年5月には同事象が発生した際に他のエラーとは異なるエラー音を発する改修を実施。誤徴収そのものをシステムで防ぐのではなく、エラー音によって運転手に正しい操作を行わせることを目的としていたが、1年後の2008年7月に利用者から誤徴収の申告があり、今回の発