街頭でマイクを握る橋下徹氏(左)=大阪市鶴見区で2011年11月17日午後5時29分、平松邦夫氏=大阪市鶴見区で2011年11月17日午後6時13分 ◇意識し過ぎ…--平松氏 ◇都構想、玉虫色--橋下氏 27日投開票の大阪市長選で、連日舌戦を繰り広げる現職の平松邦夫氏(63)と、大阪維新の会代表で前大阪府知事の橋下徹氏(42)。平松氏の演説では「大阪都構想」批判が随所に顔を出し、独自政策を訴える場面が少ないのに対し、橋下氏は、大阪市の「分割」を含む都構想を掲げながらも、現在の24区がそのまま色分けされた地図を選挙戦で使って「24色の大阪市に」と訴える。市民からは「有権者にアピールしようとするあまり、争点がぼやけている」と指摘する声も聞かれる。【林由紀子、津久井達、写真・宮間俊樹】 平松氏は告示前から、橋下氏の政治手法や都構想を強く意識し、批判を繰り返してきた。市長選が告示された13日、ヨド