マレーシア航空機の撃墜事件を巡ってロシアのラブロフ外相は、28日、「国連のもとで、できるだけ早く調査を行うべきだ」と述べ、真相解明に向けた現場の調査は国連の主導で行うべきだとする考えを示しました。 ロシアのラブロフ外相は、28日、モスクワで、マレーシア航空機の撃墜事件をはじめ緊迫するウクライナ情勢を受けて、内外のメディアを集めて記者会見を開きました。 このなかで、ラブロフ外相は旅客機の墜落現場での調査について、「国連のもとで、できるだけ早く行うべきだ」と述べました。 そして、「そのために国連の安全保障理事会がさらに決議を採択する必要がある」として、真相解明に向けた調査の在り方について、安保理の新たな決議が必要だとの考えを示しました。 そして、オーストラリアやオランダの専門家らが現地入りを目指していることを受けて、「われわれのパートナーがウクライナの政権側とだけ協議して調査しようとしているこ