2016.4.8改訂 説明するまでもないと思うが、DVとはドメスティック・バイオレンスの略で直訳すると家庭内暴力である。最近では、デートDVなどと称して恋人間のものも含まれるようだ。 DVは程度がひどければ、「その他婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)として法律上の離婚原因ともなりうる。 結婚する前に確認しておきたい法律上の離婚原因 - 法廷日記 裁判などでDVを主張しても、相手が全面的に認めることはあまりなく、DVを主張する側が立証をしていかければならない。しかし、DVの証拠が全然ないということもよくあることだ。 相手から暴力を受けたら基本的には別れる方向で検討せざるを得ない。相手が離婚や交際をやめることを拒んだり、ストーカー化する場合に備えて、客観的な証拠を残しておくことはとても重要である。証拠が残っていれば、裁判で有利に使えるし、警察に相談する際も真面目に対応してもら