Googleの「Chrome」チームは、Symantecが発行しているTransport Layer Security(TLS)証明書に対する信頼度を弱めることを提案した。この措置は段階的に行い、2018年初めには、Symantecとその傘下の認証局が発行する証明書のうち、「Google Chrome 64」で信頼されるのは有効期限が279日以内の証明書のみにするというものだ。 GoogleのエンジニアであるRyan Sleevi氏は、「Blink」開発チームのメーリングリストへの投稿の中で、Symantecによる「数々の不具合」を受けて、Googleはユーザーが重大なリスクに直面すると考えていると述べた。 Sleevi氏は次のように指摘している。「この調査を通じて、『Google Chrome』チームのメンバーが問い合わせるたびに、Symantecが説明する不正発行の規模は大きくなってい