京都発祥で全国でフランチャイズ展開する中華そば専門店「天下一品」の一部店舗で、トッピングのメニューとして「九条ネギ」と表示しながら、中国産などのネギが混ざっていたことが、フランチャイズ本部「天一食品商事」への取材でわかった。現在は単に「ネギ」と表示するなど是正されているという。 同商事によると、天下一品は全国に直営店、フランチャイズ店合わせて約230店舗を展開。このうち、大阪、兵庫、東京など7都府県のフランチャイズ店18店舗で、中国産などが混じっているのに「九条ネギ」と表示していたという。 昨年、内部で専門家から食品表示などの指導を受けた後、九条ネギの表示の問題に気づき、10月のオーナー会議で是正を通知したという。同社の担当者は「九条ネギを全く使ってないわけではなく、ブレンドしていたが、勉強不足だった」としている。(燧正典)