1千匹以上のニホンザルが生息する高崎山自然動物園(大分市)で生まれたメスの赤ちゃんザルに、英王室の王女にちなむ「シャーロット」と名付けたところ、抗議が殺到して同園がおわびする騒動になっている。 同園は例年、4~5月ごろに生まれる赤ちゃんザルの名前を春先に募集し、票数の多い名前をつけている。今年は3月27日から公募。テニスの錦織圭選手にちなんだ「ケイ」、フィギュアスケートの羽生結弦選手から「ユヅル」などが寄せられていたという。 英王室のウィリアム王子とキャサリン妃の間に誕生した王女が4日、「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」と命名されると、5日に集まった応募200通のうち59通が「シャーロット」に。赤ちゃんザルは6日に生まれているのが見つかり、この時点で「シャーロット」が最多だったため、名前に決めた。 しかし、6日昼ごろに命名を発表すると、同日夜までに100件以上の電話やメールが殺到。多く