パナソニックホールディングス(HD)がブランドの立て直しを急いでいる。米インターブランドの調査によると、2016年に世界68位だったブランド力は21年に88位まで低下した。消費者イメージをどう高めるのか。「ブランドは広告の手段ではなく、経営の手段」と語るブランド戦略担当の森井理博執行役員に戦略を聞いた。――ブランド認知が低下しています。「ここ数年で若年層の認知が大きく下がった。今の20代で調
パナソニックホールディングス(HD)がブランドの立て直しを急いでいる。米インターブランドの調査によると、2016年に世界68位だったブランド力は21年に88位まで低下した。消費者イメージをどう高めるのか。「ブランドは広告の手段ではなく、経営の手段」と語るブランド戦略担当の森井理博執行役員に戦略を聞いた。――ブランド認知が低下しています。「ここ数年で若年層の認知が大きく下がった。今の20代で調
長野県佐久市で2015年3月、中学3年だった和田樹生(みきお)君(当時15歳)が乗用車にはねられて死亡した事故で、道路交通法違反(ひき逃げ、事故不申告)の罪に問われた同県御代田町、会社員の被告の男(49)の初公判が15日、長野地裁(大野洋裁判官)であった。被告は「救護も警察への申告もした」として起訴事実を否認し、無罪を主張した。 起訴状によると、被告は同年3月23日午後10時7分頃、同市佐久平駅北の交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた樹生君を車ではね飛ばしたにもかかわらず、直ちに救護など必要な措置をとらなかったほか、事故発生の日時や場所などを警察に報告しなかったとされる。 検察側の冒頭陳述によると、被告は友人らと酒を飲んで事故を起こした直後、現場から95・5メートル先に車を止めた。事故現場に向かい、午後10時8分から11分頃まで横断歩道付近を捜した。その後、近くのコンビニに入店し、飲酒運転
現在、世界の主要自動車メーカーが販売する量産EVは、大容量のリチウムイオン電池を搭載し、長距離走行に耐えうる航続距離を確保しているのが主流だ。EVでは電池が車両コストの3~4割を占めるとされ、電池容量の増加は価格上昇に直結する。 永守氏は「車両価格は200万~300万円でも高い」と主張する。中国・上汽通用五菱汽車が同国で約50万円で販売し、大ヒットした格安EV「宏光MINI EV」を例に挙げ「EVは安く造れる」(同氏)と強調した。 日本電産社長の関潤氏は「金銭的に余裕があるユーザーは、充電などの不便さを嫌がる。今は、自動車メーカーがこうしたユーザーに向けてEVを造っているから、価格が高い」と分析する(図3)。そのうえで、関氏は「日常的なクルマ使いにおいて、9割以上のユーザーの平均運転距離が30km未満」とのデータを示し、今後は「航続距離が短くても、価格の安いEVを欲しがるユーザーが出てくる
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