2009/10/18 FreeBSDにGrand Central Dispatchを移植された AppleがマルチコアCPUでマルチスレッドを効率よく処理するための仕組みとして、Snow LeopardにGrand Central Dispatch (GCD)を組み込んでおり、カーネル(xnu)のコードやAPI として libdispatch がApacheライセンス 2.0でオープンソース化されているが、FreeBSD-current に移植されたそうだ (Dev Summit)。移植の際、新しい kqueue が加えられ、autoconf/automake/libtoolが使われ、POSIX向けの改変 (セマフォー、タイムルーチン)が行われたそうだ。8.0がリリースされた後に、FreeBSD 8.1 で LLVM/Clang と一緒に libdispatchが含まれ配布されるそうだ。