2010年12月25日22:59 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 1年ぶりのエントリー : 国債問題の再整理 2009年11月に特集 : 国の借金というシリーズで10個のエントリーを書いた。 静態的な計算で、2015年までは計算上は大丈夫というモノだった。 動態的には、日本には毎年巨額の経常黒字がある。この黒字はマクロ経済的には日本国内の余剰資金の増加=貯蓄増加であり、この資金余剰があるかぎり、追加で日本国債を買う余力が生まれていることになる。これを理由に2020年ごろまでは金利の上昇や為替の下落などの問題が発生せずに大丈夫だという論もある。 いずれにしても、2015年〜2020年の間でのっぴきならない事態が訪れる可能性があるようだ。 2010年は国債の問題が相場を乱すことは無かった。金利は上がらず、円も下がらなかった。 今週、2011年度予算が発表されたが、予算編成で一般会計に