Linux Desktop上でterminalを使っている時にOSのクリップボードとtmuxのコピペバッファを直結させたいという話です。 つまり Prefix + [ 等でtmux上で範囲選択してEnterを叩いた時にその内容がOSのクリップボードに格納され、Prefix + ]でペーストする時はOSのクリップボードから引っぱってきて貼り付ける、という挙動にしたいのです。なんでそういう挙動にしたいかというと、そういう設定で長らくmacOS上で生活してきたので…… TL;DR Wayland環境の場合、xselやxclipを使った方法は上手く動きません。wl-clipboardで提供されるwl-copyとwl-pasteを使わないと駄目でした。 example: set -s copy-command 'wl-copy' bind ] run "tmux set-buffer \"$(wl-
どうも。CX事業本部Delivery部のえーたん(@eetann092)です。 筆者は今まで、tmuxでたまにペインが固まってしまう時、一度ペインを削除し手動で同じ配置とディレクトリのペインを作成していました。 respawn-paneで同じ操作ができることを最近知ったため、紹介します。 respawn-paneを使ってみる ペインを配置とディレクトリを維持しつつ再起動するtmuxのコマンドはrespawn-paneです。 man tmuxで調べると以下のようなオプションが分かります。 respawn-pane [-k] [-c start-directory] [-e environment] [-t target-pane] [shell-command] コマンド実行中にrespawn-paneを使いたい場合は-kオプションを指定する必要があるようです。 今回はディレクトリを維持した
tmux使ってますか? いまだに使いこなせていない方も多いのではないでしょうか。 もちろん私もその一人です。 今回は改めてtmuxの使い方を調べてみたのでまとめておきます。 複数の画面や領域を使いこなす まずは単発のtmuxをうまいこと使うための方法です。 tmuxにはウインドウとペインという概念があります。 ウインドウは簡単に言うと ある一つの画面 のことです。ペインは ある一つの領域 といったところでしょうか。 tmuxが起動したらPREFIX cと素早く押してみてください。 PREFIXはデフォルトではCtrl-bです。(変更の仕方はこちらの記事などをご覧ください) ウインドウ切り替え 複数のウインドウを作成したらウインドウを切り替えてみましょう。 これにはいくつかの方法があります。 PREFIX n:次のウインドウに切り替え(next) PREFIX p:前のウインドウに切り替え(
いきなり tmux 直接関係ない話題... OSC52 tmux の wiki を眺めてたら OSC 52 なる単語が出てきたのでなんじゃろなと思って調べた ANSI escape sequences にはいくつかのカテゴリが存在するらしい 例えば、よく使う色付けをするためのシーケンスは SGR (Select Graphic Rendition) parameters と呼ばれている \e[ から始まるシーケンスはよく見かけると思うが、この \e[ 自体に名前が付いている これは CSI (Control Sequence Introducer) と呼ばれており、これから始まるシーケンスを CSI sequences と先に挙げた wikipedia では分類している SGR を CSI の定義を使って書くと CSI n m (n は数字) という形をしたシーケンスであると表現できる 今
概要 tmux/screen 上で nvim を使用した際に、 escape/Ctrl-[ 入力に対するレスポンスが遅いため、これを解決する方法について記述します。 tmux/screen 上で nvim のescapeレスポンスを早くする $HOME/.tmux.conf 上で 以下の設定を追記する set -s escape-time 10 screen の場合は、以下の設定を $HOME/.screenrc に追記します。 maptimeout 10 vimなどで、 escape-time を 0 にしている例をよくみかけますが、nvimの場合0だとうまくいかず、 10程度のdelayを必要とします。 なぜこのような挙動になるのか tmuxではEscape入力があった際に、500msec のディレイの後にバックグラウンドのターミナルにコマンドを送信している。 上記の設定ではこのディレ
例えば以下のような形にpaneを分割したければ prefix - s, prefix - v, prefix - J J J J というような形で分割→リサイズをする必要がありました。これが毎回やっていると非常に面倒になります。というわけで、よく使う作業環境を作ってくれるコマンドを作成します。 画面分割 ①vim用, その他用で分割する時 windowを2つのpaneで分割して、上の大きなペインでvimを開きコードやメモを書いて、下の小さめのペインでシェルを使用したい時はこんな形になります。これを作成するコマンドを書いてみます。 tmux split-window -v tmux resize-pane -D 15 tmux select-pane -t 1 ②vim用, コード実行用, git用で分割する時 ウィンドウを3分割して、上のペインでvimを開きコードを書いて、左下ペインでコー
初めに仕事で複数プロジェクトを同時に使っていることが多く、tmuxを愛用しています。 tmuxを使えば、簡易に画面を増やしたり分割したりできますが、次のような不便さを感じるときがあります。 画面分割すると画面サイズが小さくなる画面数が増えるとよく使うプロジェクトの画面をすぐ出せないそこで、最近入ったpopup機能を使ってみたところ上記の課題を解決できそうだったので、軽く紹介をしていきます。 こんな感じで画面分割ではなく、画面中央にウィンドウを出せます。 やり方筆者の環境は次になっています。 tmux next-3.3fish version 3.1.2@yutakatayさんから教えていただいたものをベースにfishの関数を用意します。 bashやzshの方は適宜変えてみてください。 function tmuxpopup -d "toggle tmux popup window" set
初めに 仕事で複数プロジェクトを同時に使っていることが多く、tmuxを愛用しています。 tmuxを使えば、簡易に画面を増やしたり分割したりできますが、次のような不便さを感じるときがあります。 画面分割すると画面サイズが小さくなる 画面数が増えるとよく使うプロジェクトの画面をすぐ出せない そこで、最近入ったpopup機能を使ってみたところ上記の課題を解決できそうだったので、軽く紹介をしていきます。 こんな感じで画面分割ではなく、画面中央にウィンドウを出せます。 やり方 筆者の環境は次になっています。 tmux next-3.3 fish version 3.1.2 @yutkatから教えていただいたものをベースにfishの関数を用意します。 bashやzshの方は適宜変えてみてください。 function tmuxpopup -d "toggle tmux popup window" set
tmux popupとは tmuxのバージョン3.2-rcより導入された新たな機能。 どのようなものかはGIF見ていていただくのが一番早い。 fzfの絞り込みをtmux popupで実行したり、popup内で作業ができる paneやwindowの概念とは別に、新規ウィンドウがtmux上に表示される。 使用用途としてはmanにも書いてあるとおり、一時的な作業をするのに適している。 またはfzfの絞り込みをpopup上で行うというものが挙げられる。ちなみにfzfはすでにtmux popupに対応しており、fzfと書いていたところをfzf-tmuxと書き換えてあげればpopupで絞り込みができるようになっている。無論使用しているtmuxがバージョン3.2以上であることが前提。 popup対応しているtmuxをインストールする 現状(2020/09/27)、brewでインストールできるtmuxは3
Mac上でtmuxを使用する場合、そのままではクリップボードとの連携ができません。 当然pbcopyやpbpasteなんかも使用できません。 この問題の解決方法に関しては以下のサイトが参考になります。 Mac の tmux でクリップボードを使う。 - こせきの技術日記 以上を踏まえた上でMacのtmuxでクリップボード機能を有効にする手順を説明していきます。 上記サイトとの差分が結構あるので最初から説明していきます。 Macのtmuxでpbcopy/pbpasteを有効にする まずMacでクリップボード機能を有効にするために reattach-to-user-namespace (tmux-MacOSX-pasteboard ) というスクリプトをインストールします。 これは上記参考サイトにもある方法ですが、現在ではhomebrewからもインストールすることができるので、homebrew
Comparing c0acdd36df5b231eb0553493d26c0a3cb37b9482...dc254de8ec79250e853889f707a6d01f66c8bca1 · yuroyoro/dotfiles · GitHub このあたりを参考にしてやった Status Line · zolrath/wemux Wiki https://github.com/zolrath/wemux/wiki/Status-Line Macでtmuxのステータスラインに起動時間/ロードアベレージ/メモリ使用率を表示 :よんちゅBlog http://d.hatena.ne.jp/yonchu/20120414/1334422075 ステータスラインの右にはメモリ使用量とLoadAverageを出すように。 使用するフォントはvim-powerline用にパッチ当てたヤツじゃないとうまく
「 filmlang.org 」のページは、ドメインが無効な状態です。 ウェブサイト管理者の方はこちらから変更・更新を行ってください。 「 filmlang.org 」is Expired or Suspended. The WHOIS is here.
5月に「Rails開発環境 2012初夏」という記事を公開してそこそこ好評だったので、最近導入してLife-Changingだったツールを「2012夏」バージョンとして紹介しようと思います。今回紹介するのは以下の3つです。 pow + xip.io tmuxinator ctrlp.vim 1. pow + xip.io pow + xip.ioによって同じネットワーク内にある、iPhoneやiPadのような他のデバイスからローカルサーバーに接続できるようになりました。これは、スマホ用サイトやアプリで使うAPIの開発で非常に重宝します。特に、実機でないと確認できないような場面では、pow + xip.ioがないと、ステージング環境にデプロイする必要が出てきて、非常に面倒です。 インストールは、公式ページにあるように以下のコマンドを入力するだけです。 $ curl get.pow.cx |
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く