読書とは、他人の人生の追体験することです。 著者が何年、何十年とかけて積み上げてきた見識の中で、最も重要なエッセンスのみをまとめたものが『本』です。 古来から学問とは先人の見識の上に、新たな見識を積み上げて作られてきたものです。 ピタゴラスやユークリッドの時代の数学者たちが生涯かけてまとめあげた幾何学の大半は、わたしたちは中学生の時に学ぶことが出来ます。 ピタゴラスやユークリッドは素晴らしい人物ですが、当時の超最先端の学問ですら、現代では中学生レベルで理解出来ることだったりするわけです。 個人で体験できること、覚えられることには限りがあります。個人がゼロから独力で積み上げていると、生涯かけても中学生レベルで終わってしまう可能性があるということです。 ならば、先人の見識を借りて、一気に大学生・社会人レベルまで引き上げたいじゃない?ということで、わたしは読書をします。 人生の大先輩方に比べれば