安倍政権の下で日本経済がデフレ基調からマイルドインフレ(消費者物価指数で前年比1―2%)に転換できた場合、株価がどこまで回復するか簡単な試算をしてみよう。 前回(here)述べたとおり、マイルドインフレに転換した場合、長期国債利回りの上昇(価格の下落)は不可避であるが、それは経済にとっても投資家にとっても必ずしも悪いことではない。ポートフォリオの比率を債券から株式や不動産にシフトした投資家にとっては投資リターンの向上が期待できるからだ。逆に2012年までに株式から国債にシフトしてしまった投資家や、もともと国債に傾斜し過ぎている機関投資家にとってはマイルドインフレへの転換は災いになるだろう。 結論を先に言うと、今年の世界経済が再び景気後退に逆戻りするようなことがない限り、日本株の上昇余地は大きい。目先1―2年では東証株価指数(TOPIX)で1100(1月11日終値898)、日経平均で1万30
◇3年後の憲法改正がシミュレートされる選挙 今回の衆議院議員選挙のポイントは何か?貧困・格差問題、橋下現象、憲法改正の三つのテーマについて、社会運動家の湯浅誠さんに聞いた。(聞き手 石丸次郎) 数年先を見据えた投票を 石丸:尖閣や竹島の問題をはじめ、東アジアの国々との外交、安全保障問題が重要性を帯びている中、選挙戦で、日本が国防軍を持つとか、徴兵制を導入するとか、核のシミュレーションをしなければいけないといった主張が大声で語られ、また、一定の支持を集めようとしています。どのように見ていますか? 湯浅:今はどことどこがくっついて、どことどこが分かれて、みたいな話が多いですから、政策がどう変わるのか分かりづらい。しかし、こうしたドタバタは、はっきり選挙向けと割り切った方がいいと思います。じゃあ選挙が終わったらどうなるのか。 12でしたっけ?この数の政党が次の国政選挙のときまで続くことはありえな
インドでは首都ニューデリーで昨年起きた残忍なレイプ殺人事件を受けて、性犯罪の防止や女性の人権尊重を訴える学生らが連日、政府への抗議デモを展開している。しかし、女性を標的にした悪質な犯罪はレイプだけではない。嫉妬や報復に狂った男が女性の顔面などに強力な酸をかけ、人生を破壊しようとする凶悪事件も多発している。被害者らは取り締まりの甘さに怒り、治療費の捻出に悲鳴を上げている。(ニューデリー 岩田智雄、写真も) インド南部カルナタカ州バンガロール近郊に住むジャヤラクシュミさん(35)が酒に酔った夫から顔面に酸を浴びせられたのは2003年のことだった。 「夫はいつも私に暴力を振るい、カネを無心していた。ある晩、酒代ほしさに私の宝飾品を差し出すよう要求した。拒絶して、もう実家に帰るというと、私が再婚するつもりだと邪推した夫は、私に酸を浴びせて顔をめちゃくちゃにした」 ジャヤラクシュミさんは、電話口でこ
【シドニー=柳迫勇人】オーストラリアを訪問中の岸田文雄外相は13日、当地でカー豪外相と会談した。アジア太平洋地域の安全保障を強化するため米国を加えた3カ国で連携する方針を確認した。北朝鮮の弾道ミサイル発射に対しては国連で「断固たる措置」を取る考えで一致した。日豪経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結をめざすことでも合意した。豪州は今年から2年間、国連安保理の非常任理事国を務める。岸田外相は尖閣諸島
ソマリアで拘束された後に公開された、フランスの工作員、「デニス・アレックス(Denis Allex)」氏の写真(2012年10月4日公開)。(c)AFP/SITE MONITORING SERVICE 【1月13日 AFP】フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は12日、2009年にソマリアでイスラム過激派組織アルシャバーブ(Shebab)に拘束された工作員を救出するために実行した作戦が失敗し、工作員と兵士2人が死亡したことを明らかにした。アルシャバーブ側の17人も、この作戦で死亡したとみられる。 ジャン・イヴ・ルドリアン(Jean-Yves Le Drian)仏国防相によると、「デニス・アレックス(Denis Allex」の偽名で活動していた工作員を救出するための今回の作戦は、対外治安総局(DGSE)の特殊部隊が行ったもので、約50の部隊と5機以上のヘリコプタ
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