2021-04-122016-12-22 ディープラーニングに必要な計算量を30分の1に省力化、デバイスに搭載できる人工知能 ─三菱電機インタビュー IoTとともに話題に上がることが多くなったディープラーニング。様々なシステムにディープラーニングが使用されるようになる中、三菱電機が「ディープラーニングの高速学習アルゴリズム」を開発したとのことで、三菱電機株式会社 情報技術総合研究所 知能情報処理技術 部長 三嶋英俊氏と機械学習技術グループマネージャー 松本渉氏にお話を伺った。 ─早速ですが今回発表されたディープラーニング高速化アルゴリズムについて教えてください。 開発の狙いとしてはディープラーニングの学習そのものの演算処理が非常に重たくて、学習を進めて精度を高めていこうとすると大規模なサーバーが必要だったり、専用のハードウェアを準備する必要があったりとなかなか敷居が高いという状況がありまし