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2010年1月14日のブックマーク (3件)

  • 最終回:みんなのミクになってみた(下)

    (前回から続く) とはいえ,作品の多くは誰でも作れるような簡単なものである。プロが作るような高度な作品が必ずしも人気になるわけではない。「素人っぽい作品でも面白ければ人気になる。こうした作品なら自分でもできそうだと思い,参加ユーザーが増える」(ドワンゴ ニコニコ事業部 第一セクション セクションマネージャーの中野真)。 投稿が増える秘密は,作品に対する視聴者からのコメントが動画内に表示されるニコニコ動画独特の機能にもある。作り手のやる気に火を付けるのだ。「ニコニコ動画の特徴はコメントが温かいこと。作り手をやる気にさせてくれる」(野尻)。コメントが心ないものばかりだと,初心者は一気にやる気を失ってしまう。一方で,面白いコメントはそれ自体で賞賛される。 こうした仕掛けや文化は,「初音ミク登場前からニコニコ動画内で根付いていたもの」(中野)である。これが作品をみんなで作るという「共有感につながっ

    最終回:みんなのミクになってみた(下)
  • いつも楽しいことを先送りにしてしまう理由

    ワイン好きならだれでも知っているあの悪癖です。 「この最高の一をいつ開けようか」と思って、「今年の記念日に」「いや、もっとよい機会に」と先送りにしているうちにすっかり飲み頃を逸してしまうことがあります。 GTDTimes経由で知った New York Times の記事に、「どうして私たちは楽しみなことでさえも先送りにするのか」という話題が載っていて、「確かに、確かに」と合点がいくのを感じました。 どうして楽しみなことでも先送りになりがちなのか? ワインでなくても、たとえば買い物のクーポンを使うことや、近所の名所旧跡を訪ねてみることなど、ちょっとした楽しみを私たちは先送りにしがちです。こうしたことが起こるのは、仕事の先送り同様に、私たちが「将来の時間」に対する過度の期待をいだいているからだと記事では紹介されています。 When there is no immediate deadline

    いつも楽しいことを先送りにしてしまう理由
  • 知っていることを書くのではない。知りたいと思ったことを書いているんだ

    新しい文章を書くとき、新しい何かを作ろうとしているとき、私たちは大いなる未知を眼前にしています。なにを武器にこの未知の航海にのりだせばいいのでしょうか? **「何も持たなくていい」**Boston Globe のコラムニストでピューリッツアー(報道)受賞者の Donald Murray は教えてくれます。 Merlin Mann さんの日常ブログである Kung Fu Grippe で彼の引用が載っていたので調べてみたところ、彼がコラムを書く際の方法について書いた記事が、実に魅力的な言葉にあふれていましたので、ぜひ紹介してみたくなりました(分室でも紹介しましたが!)。 何かを書く人、クリエイトする人にとって示唆になる言葉ばかりです。 My ignorance is essential. I do not write what I know but what I need to know.

    知っていることを書くのではない。知りたいと思ったことを書いているんだ