目次 Part1 SQLを最適化するコストベースオプティマイザの基本機能 はじめに CBOを使用する理由 SQL文の処理におけるオプティマイザの役割 Part2 CBOは何を見てどう判断するのか CBOのアクセスパス選択方法 ヒストグラム CBOとバインド変数 バインドピーク(Bind peek) I/O + CPUコストモデル CBOとフルスキャン CBOとキャッシュ効率 CBOとパラメータ CBOと結合順序 Part3 オプティマイザ統計の管理 自動統計収集 統計履歴の自動保存 動的サンプリング Part4 実行計画の固定と自動チューニングオプティマイザの活用方法 実行計画を固定する機能 自動チューニングオプティマイザ CBOを使いこなすためには Part1 SQLを最適化するコストベースオプティマイザの基本機能 はじめに RDBMSのオプティマイザ(クエリオプティマイザ)について皆さ
皆さんの中にも、このような説明を見た方が多いかもしれません。特にチューニング経験が豊富な方は、この説は大体正しいと感じると思います。私の感覚では10回中7回か8回程度正しいのではないでしょうか。 しかし、この説を信じてチューニングしても、思うように効果を得られなかったケースがあるはずです。 まず誤解を解いておきたいのは、「待機イベント=“悪”」という図式です。待機イベントはある状態を示しているに過ぎません。そして、待機イベントはアプリケーションまで含めた、システムのアーキテクチャの観点から捉えるべきものです。 詳しい理由については後述します。ここは“急がば回れ”で、基礎知識を再確認するためにも、アーキテクチャの説明から始めます。 なお、本稿では、一時的な性能悪化を調査する方法など、ほかの書籍や記事では紹介されていないノウハウの解説を多くしました。また、内容をノウハウの紹介に集中して
日本オラクルは2009年6月23日、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールと連携して動作する多次元データベース(DB)の新版を発表した。特徴は、切り口を様々に変更するOLAP(オンライン分析処理)の対象に、業務システム用DBにあるリアルタイムのデータを加えたこと。同社の瀬尾直仁Fusion Middlewareビジネス推進本部シニアマネジャー(写真)は「一般的にリアルタイム性を求めると分析に時間がかかるようになるが、新版はレスポンスが落ちない」と話す。同日から出荷する。 製品の名称は「Essbase」。データソースとして過去のデータを保存するデータウエアハウス(DWH)と業務システム用DBを利用できる。DWHから「前日までの過去2年分の売り上げ」データをバッチ処理で事前に集計し、「当日の売り上げ」は業務システムからリアルタイムに検索・集計する、といった具合に使い分ける。この結果多次元DBが
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