前回の連載で、アイデア発想が企画立案の要であることを説明した。しかし、生み出したアイデアがどれほど優れたものであっても、企画としてまとめなければ結果的には意味がない。また、Web制作における企画立案の方法には、だれにでも気軽に実践できるようなマニュアルや、気の利いた定番の手法といったものは存在しない。アイデアが独自に生み出されたものならば、アイデアそれぞれに応じた立案方法をとる必要がある。そこで今回は、筆者が企画立案の際によく用いる手法を中心に、アイデアを企画としてまとめる方法と企画書作成のプロセスについて解説していく。 まず、企画とはアイデアの段階では足りないものを付加しながら組み立てていく作業だと理解しておこう。不必要なものを足すのではなく、相手に提案するために必要な「関連性」とアイデアの「必要性」を付加しなければならない。アイデア発想では、いかにおもしろい案をひねり出すかが重要視され
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