電通イーマーケティングワンの調査によれば、自社のマーケティング活動に不安があるという企業が多い。自社の状況を客観的に把握できるサービスが米国で開始され、マーケティング戦略の再構築に役立てる企業が多い。 「自社のマーケティング活動は他社に比べて遅れている」と考える企業のマーケティング担当者が半数以上に上る――電通子会社の電通イーマーケティングワンが実施したアンケート調査で、こうした実態が浮き彫りになった。 この調査は、「CRM」(顧客関係管理)に関する意識を企業のマーケティング業務責任者300人を対象に尋ねたもの。自社の活動が他社よりも遅れているという回答は56.0%で、「世間並み」は34.0%、「進んでいる」は10.0%だった。 今後重要性が高まると思われるマーケティング活動では、「新規見込み客の獲得戦略・施策の検討」(26.7%)や「顧客データベースの統合・一元化」(23.0%)が上位に
![マーケティング活動に不安を感じる企業実態が浮き彫りに](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c8450467ba50af8665a5d9cd84ec381d3b0605b9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1012%2F14%2Fl_webtredns02.jpg)