昨季限りで現役を引退した元日本代表FW中山雅史氏(45)が、引退後初めて自身のサッカー人生について激白した。J1歴代最多の157得点を挙げた希代のストライカーは、自らをアルゼンチン代表FWメッシ(バルセロナ)になぞらえ「中山マッシ」と命名。後方に跳び上がるヘディングや、DFの視界から消える動きなどシュートの極意まで明かした。 【写真】98年には4戦連続ハットトリックを達成した中山氏 J1通算157得点は日本サッカー史に輝く金字塔。体を張った魂のゴールシーンは中山氏の代名詞だ。中でも後方に下がりながら跳び上がるヘディングの技術は今でも国内No・1と言われる。そこには裏話がある。 「ヘディング(の打点)は高かったよね。あれ、今はどこに行ったんだろ(笑い)。体が下がりながらのヘッド(ができるの)は“エアジョーダン”を、下がりながらの3ポイントシュートをよく見てるからだよ」 NBAの往年の