現在ア・リーグ防御率1位、38歳にしてなお進化する黒田の秘密はどこにある? 【Getty Images】 アメリカン・リーグ防御率ベスト5 1位 黒田博樹 2.41 2位 アニバル・サンチェス(タイガース) 2.45 3位 フェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ) 2.62 4位 ダルビッシュ有(レンジャーズ) 2.68 5位 クリス・セール(ホワイトソックス) 2.78 “ヤンキースのエース”と呼ばれるようになって久しい黒田博樹が、ア・リーグの防御率争いでもトップに立っている。2位以下にも各チームのエース級が並ぶ中で、まさに堂々の成績。野茂英雄が1995年にマークした2.54という日本人歴代最高防御率の更新のみならず、日本人投手としては初の防御率タイトルももう夢ではない。 「(数字は)今でも出来過ぎだと思います。まさか誰もがこの年齢でこんな位置にいるとは思ってなかったでしょう。自分の中で