「最近、クラウド関連の対策で力を入れているのは“野良クラウド”退治です。」クラウド関連のイベントに行った時に、この「野良クラウド」という言葉を何人かの人から聞くようになりました。 「野良クラウド」という言葉は、聞き慣れない言葉ですが、どうも会社の中で情報システム部門を通さずに、部門ごとに勝手にクラウドを借りて運用している事をいうようです。 IaaSやSaaSに限らず、ハードを買わずサービスを利用する「クラウド」環境では、情報システム部門を通さずに、勝手に部門ごとに契約することができます。 例えば、IaaSの場合であればEC2等のサーバを低価格で借りることもできますし、クラウドに限らずレンタルサーバやVPSならば月額1000円未満で使えます。 またSaaSであれば、グループウェアやメーリングリストを無料もしくは低価格で入れることもできます。全社的に高価なグループウェアを導入していなけ