東京都は20日、都内の今春のスギやヒノキの花粉飛散量が、観測史上2番目の多さになるとの予測を発表した。 猛暑となった昨夏にスギなどの花芽が大きく育ったためで、飛散日数も48日間と、昨春の14日間を大幅に上回るという。 都は1985年から花粉の飛散量などを調べており、今年は最大で昨年の8・5倍に上り、2005年以来の飛散量となる見通しだ。ただ飛散開始時期は2月16日〜19日頃との予測で、昨年より10日間ほど遅くなるという。 都では「花粉症の人は薬を服用するなど、早めに予防策を取ってもらいたい」している。